武蔵小金井の三光院で精進料理をいただき、そのなかの三品のつくりかたを、西井香春先生に教えていただきました。空豆の鞘は45度に傾くと採れ頃で、鞘は空に向かってのびてゆくので、空豆というそうです。翡翠のような、グリーンピースの葛とじは、豆の風味を活かしつつ、食べやすさも考えられたとてもシンプルな調理方法です。 素材を活かすということを極めれば、素材作りから始め、庭で採れた野菜などで調理する、というのが理想的な生活かもしれません。いまできることは、お店に並んでいる食材が、どのように運ばれてきているかを意識する事も大切なことと改めて思いました。 ◎武蔵小金井 三光院 http://www1.odn.ne.jp/sankouin/ ヒヨコの飼育、豚の解体、パプリカの農園など、食料生産工場の行程を たんたんと事実だけを映しているドキュメンタリー映画 ◎いのちの食べ方 http://www.espace-sarou.co.jp/inochi/ 「おくりびと」(納棺師)と一緒に観ると、よりリアルです。