グラニータは、果汁をシャーベット状に凍らしたとーってもシンプルなデザートです。スイカを冷凍庫に置き忘れてできたグラニテ(?)は、なかなかの舌触りで好きです。今回は、エル・ア・ターブルにのっていたレシピを参考にしました。
グレープフルーツの実をほぐし、しょうがのすりおろしを加えて、弱火にかけながらさとうきびの砂糖をゆっくり溶かし、冷凍庫に入れて冷やし固めてできあがり。キルシュなど、リキュールを1〜2滴加えると、香りに深みが増します。そのまんまグレープフルーツのとき、彼の提案で仕上げにバルサミコとハチミツを混ぜてかけてみたら、キャラメルっぽい風味がしました。
☆ポイント グレープフルーツの種と、分厚い皮と薄皮の間の白いふわふわしたやつは、ていねいにとりのぞく。
淡いコーラル色のグレープフルーツのほのかな渋みと、ざくざくした氷の破片のひんやりとした舌触りは、夏の暑さだけでなく、無駄な感情のエネルギーもクールダウンしてくれそうです。