ほかほかの白いご飯を山椒の実の佃煮でいただくと、日本ってよいな〜と思います。たまに無性に食べたくなる、美味しい焼き魚とお吸い物。シンプルに、きちんと調理された料理に出会うと、また幸せな気持ちになります。
奈良の実山椒佃煮は、口に数粒ふくめると香りが広がり、舌にピリっとした辛味も感じられ、かじるとさらに香りが広がり、お清めに使う丁子のような爽やかさが残ります。今回は、この香り高い実山椒を真タラにあわせてパスタに和えました。
#真タラとアスパラの実山椒パスタ
真タラの切り身を食べやすい大きさに切り分け、塩こしょうし、薄く片栗粉をまぶす。スパゲティを茹で始める。
フライパンにオリーブオイルを熱し、真タラを両面よく焼き、焦げ目がついてきたら白ワイン入れ蒸し焼きにする。アスパラガスを炒め、スパゲティのゆで汁を加える。実山椒の佃煮を入れ、茹でたスパゲティに和える。鰹、椎茸、あごのだしパックの粉末をふりいれて和風に仕上げる。
* * * 仕上げにバター醤油を加えてもコクがでそう。グラナパダーノの粉をふりいれてもよさそうです。